Angelic Diary

宵ごとに雲薄く照る朧月花を散りふみもの思う影



2004年4月28日(水)   春野花
道すがら、レンゲや菫、天人唐草、タンポポを足元にみつけると励まされるような気がする。バラや百合のような大輪の華やかさはなくても、穏やかな陽を浴びる可憐なたたずまい。周りと自分を見比べずに自信をもって咲いている。


2004年4月25日(日)   月の粉
友人のプレゼントを買う為にLUSHを彷徨っていたら、油脂に香料と細かいラメを練りこんだマッサージバーというものを見つけた。体温で溶けてキラキラしたラメが体に付く。星の粉もあったけど、自分用にも月の粉を買った。


2004年4月22日(木)   区切られた空の下に立つ君 肩越しの喧騒
色彩が飽和して溢れだした街
放り出された乱気流の中
あなたの暗い瞳につかのまの静寂をみつけた


2004年4月20日(火)   穀雨
好きな花の香り、沈丁花、くちなし、フリージア、梅、すいかずら、バラ、ジャスミンの香り。今、部屋にあるのは黄色と濃いピンクのフリージア。


2004年4月19日(月)   MAJOLIKA MAJORCA
女子高校生に大人気のケースがクラシカルで魅力的な資生堂の「マジョリカ マジョルカ」。口紅の色番にもそれぞれタイトルがついていて、“マハラジャ”“下心”“退屈”〜ネイルは“氷河期”“人魚の瞳”“詐欺師”等々。これでいいのか??お金無いのにアイカラー“魔法の粉U”買っちゃった。


2004年4月15日(木)   つくりたい衝動
新しく何かをつくりたくなると脳に別のスクリーンが開いているかのように、常に一方でそのことばかり考えている。その期間は特に寝ている時、何処に行っているのかがわかる。


2004年4月12日(月)   憧れと現実?
憧れの街に住み始めて一年。家賃割高でもこの場所にこだわったのは、大きな公園があって雑貨屋、手芸、画材等の材料を売る店が揃っているから。とはいえ仕事で忙しいと寄り道する元気は無く、休日にはふらふらと無駄使いしてばかり〜


2004年4月9日(金)   「Energy Scape」
風水の入門編らしき本。エナジースケープ(気の景)について初心者にもわかりやすく説明してある。本の天地の余白が広すぎなのが気になる〜。先日読んだアメリカ人の破天荒なシェフが書いた「世界を食い尽くせ!」は余白無さすぎ…なのが味があってかっこよかった、けどこの2冊の余白の差が極端すぎる。


2004年4月7日(水)   海苔とアボガドだけ買う人
二日連続で生海苔を買って食べた。1パックの半分を酢の物、半分をうどんに入れる。一回で海苔の佃煮一瓶分は食べているな。今日はアボガドも買ったら財布のなかが1円玉数個になってしまった。


2004年4月5日(月)   夕暮れ走るオレンジの電車から遠い幻を…
順調にいけばこの時期、帰りの車窓から燃えるような空に沈んでいく夕陽をみることができる。果てしない荒野に点在する日干し煉瓦のパゴダを染める紅。追ってくる影のように蒼い薄闇に昇る南十字星の下。


2004年4月1日(木)   「ジェローム神父」
【立ち読み感想】マルキ・ド・サド作澁澤龍彦訳の小説。四肢を切断され包帯をまいた少女が首輪で鎖に繋がれている表紙…会田誠という人の絵らしい。昔、小説では読んだけど…この本の挿絵!リカちゃん人形ほどの少女から紅いイクラを白米の上に搾り出していたり…しばらくイクラ食べれませんわ。

Angelic Diary2004年3月分

Angelic Diary2004年2月分

Angelic Diary2004年1月分